ライティングに必要な2つの視点

売れる文章を書けるようになって、モノをバンバン売って稼げるようになりたい!

その思いを胸に日夜ライティングの勉強を頑張っている同志たち。今夜も遅くまでお疲れさま。

文章だけでモノを売るのってなかなか難しいよね。

私もライティングを勉強し始めたばっかの頃は、3日間寝ずに書いた文章で1件も売れなかったり、勉強したライティング知識をどう活かしていいかわからずに苦悩していたなぁ。

そんな状況の中でも毎日コツコツ文章を書いて、ライティングの勉強をし続けていくうちに、すこ〜しずつ文章について詳しくなっていった。

まだまだ誇れるような大きな実績はないけど、それでも少しずつ…少しずつではあるけど、文章だけでモノが売れるようになってきた。

今回はセールスレターを100枚写経し、ブログを100記事書いても1つもモノを売ることができなかった私が、どうやって売れる文章を書けるようになったのか…その秘密をお伝えしていきたい。

過去の私のように売れる文章が書けなくて心が折れかけている人にとって、この記事が少しでも役に立てば嬉しい。

じゃあ、さっそく本題に入ろう。

まず、文章を書くときは「2つの視点」から書かなきゃいけない。

1つが【機能的価値】

そしてもうひとつが【感情的価値】

機能的価値っていうのは、簡単に言うと「事実」のこと。

対して、感情的価値っていうのは「感情や利益」のこと。

うーん…これだけだと少しわかりづらいよね。

機能的価値について考えるときは、その商品自体にどんな特徴があるのかを考えてみるとわかりやすいよ。

例えばハンドクリーム。

ハンドクリームってなんのために買うんだっけ?

そう、手を保湿するためだよね。

水作業が多いと手が乾燥して、ヒドイと皮が剝けて、気づいたらガッサガサ…。

特に冬なんか最悪。

そんな乾いた手に潤いをもたらしてくれるのがハンドクリーム。

売り場を見てみると保湿だけじゃなく、匂いがいいハンドクリームだったり、ベタベタしないハンドクリーム、ポンプ式のハンドクリームとか色々売ってるよね。

いま挙げた「商品の特徴」が機能的価値といわれるもの。

じゃあ、感情的価値ってのが何かって言うと、その商品を使うことでどうなれるのか?

ハンドクリームの例でいうと、乾いた手にハンドクリームを塗ったら、カサカサだった手が一瞬にしてプルップルになるよね。

手がプルップルになれば、若々しく見えて自信が持てるようになる。

匂いがいいハンドクリームを使うと気分が上がるし、ベタベタしないハンドクリームであれば塗ったあとも快適に過ごせるよね。

これが感情的価値。

売れない人の文章によくあるのが、機能的価値ばかり書いてしまっていること。

「これは保湿力が高くて、いい匂いで、ベタベタしないポンプ式のハンドクリームです!」みたいな。

一見、伝えたいことをしっかり伝えられているように思えるけど、買う側からしてみると「どうしてもこのハンドクリームがいい!」とまではならないよね。

まぁ、よくある普通のハンドクリームだなぁ…くらい。

じゃあ、ここに感情的価値を入れてみるとどうだろう。

「このハンドクリームは保湿力が高いので、塗った瞬間にカサカサだった手がプルップルで潤いに満ちた手になります!」

「このハンドクリームはポンプ式なので蓋がなく、子どもや高齢者の方でも安心して使えます!」

「このハンドクリームはベタつきがないので、塗った直後でもスマホを触って大丈夫!」

こういうふうに感情的価値を入れるだけで、買う側に「そう!これが欲しかった!」って思ってもらいやすくなる。

いま「売れない…」と悩んでいるなら、一回自分の書いた文章を見直してみて。

それでもし機能的価値に偏っていたり、逆に感情的価値に偏っていたり、どちらかに偏った文章になっていたら、まずは機能的価値と感情的価値をバランスよく取り入れるところから始めてみよう。

2つの価値を意識しながら書くことで、読みやすくて説得力のある文章になるよ!

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