経営者としての自戒を込めて

「またか…」という気持ちなんですが、経営者や個人事業主、その他すべてのビジネスパーソンへの注意喚起のためブログに残しておこうと思います。

最近、ある経営者の異性関係をめぐる噂が業界で飛び交っています。

「仕事とプライベートは別」と考える経営者は少なくありませんが、実際には完全に切り離すことはできません。

まず大前提として、いま話題になっている人物や会社とは面識はありませんので、話題の件が事実だろうが嘘だろうがそんなことはどうでもいいです。批判する意図も下げる意図もありません。

取り上げた理由は「同業者」であること、そして「多くの人が学ぶべき”自戒すべき内容”が多い」からです。

Xのタイムラインを見ていてもそれに関するポストばかり。彼の近しいと思われる人たちからの告発が止まりません。

会社の内部情報であったり、個人LINEのスクショが出回ったり、プライベートと思われる情報が生々しく描かれています。(まったく…辟易しますね)

私が注目しなければならないと思ったことは、このようなポストが「書かれてしまった」という事実です。真実かどうかは私たちが考える必要はありません。

そもそも真実かどうかを判断することは不可能です。…が、初見の人間へはネガティブな印象を与えてしまうことを避けられません。

私たちが住む世界に匿名はありませんし、自分が社長や事業責任者だからといって横柄な態度や乱暴な行動が隠せることはない、ということの証明です。

告発者たちのスキャンダルポストでは、社会的に評価を得ている人間たちの見るに堪えない裏事情が赤裸々に語られています。

都合が悪いことはSNS全盛期の今”必ず”明るみに出てきますし、都合悪く印象操作されることも大いにありえます。

私がこの界隈に辟易する理由のひとつは「クライアントと身体の関係になる非モテビジネスマンが多いこと」です。

身体の関係になったから仕事を回すとか、強い立場から弱い立場の人間に手を出すとかよく聞きます。陰キャが小銭を持ってしまった典型ですね。

これ系の話題が出た人は一切信用していません。

ビジネスにおいて、こうした行いで一度信頼を失うと回復するのはほぼ不可能だと思ってください。

あ、それとお金絡みのトラブルも最悪ですね。

過去に一緒に仕事をしていた人物で、経理でこざかしいことをして今もドヤ顔でコンサル業を営んでいる矮小な人間を許すことはないですし、黙認していた人間も一生許しません。

お金周りのトラブルを一度でも起こした人間はブラックリスト入り必須です。

お金関係、異性関係のトラブルは永遠に経営者や個人事業主につきまといます。会社員も同様です。

私も経営者界隈での浮気、不倫、泥沼の環境の話は無限に耳にします。もう耳が腐るくらい聞きました。うんざりです。

「ウワサ話に尾ひれがつく」という諺がありますが、今はウワサ話にはジェットエンジンがついているんじゃないかと思うくらい高速で拡散し、有ること無いことがくっついてきます。

明日は我が身…とソワソワしている方、
いますよね?

異性関係は自分でなんとかしろって感じでどうでもいいのですが、自分の仲間に対して「後ろめたいな」と思うことだけは今すぐにやめるべきです。

私はとにかくこの類のトラブルが苦手です。

頭脳明晰でセンスもある強い事業主が失墜するときは大体「人間関係」のトラブルです。もしくは誰かに嵌められるなどです。

逆に、この手のトラブルを起こさないだけでも圧倒的な信頼を勝ち取ることができます。仕事が切れない”レアな”人種になることができるんです。

美味しい話ですよねぇ。

適切な倫理観を保って行動しているだけで、気づけば周囲が自ら信用を失っていき、残った人間は自然と信頼を勝ち取れるんですから。

今回取り上げられた方は事業の規模も大きく素晴らしい方ですし、センスもすごいと感じていたので、私はこれからも陰ながら応援したいと思います。

騒動から1週間程度でなんの問題もなく稼働されてそうなので、おそらく内部ではもう解決した後なのかなと思っています。(私なら無理です。笑)

この手のトラブルは冷ややかな目で見てはいけません。

自分は大丈夫なのか?該当者はどうすればよかったのか?事業で本当に後ろ指さされることは一つもないのか?必ず考えてみてほしいと思います。

ちなみに…実績がたいしてない人物が、今回のように隠しておきたい事案が露呈した場合は一発退場になります。

たしか一昨年あたりにも「数億円売る営業!」と大口叩いて、様々な事業者と交流していた女性発信者が大嘘つきと判明してトンズラしてましたよね。
そうなるということです。

私は自己管理は徹底しているつもりですが、それでも失敗はあります。

ゆえにそもそもトラブルが起きないように露出せず様々な接点を極力減らすように対処をしています。

後ろめたいことが0の人間は正直いないんじゃないでしょうか。

事業主であれば「お金周り」「異性関係」あたりは最新の注意を払いましょう。

この件に対する凡人のリスク管理としては「人と接点を持たないこと」がベストです。

私も新しい出会いの場や不特定多数と交流する場への露出を年々減少させていますが、トラブルらしいトラブルはまったく起きなくなりました。

ただ、クライアントワーカーは新規営業先を取り続けることがもっとも重要なので、このリスクへの対処法が正解であるとは限りません。

自分は本当に大丈夫かということをしっかり考えてみましょう。