この前、フォロワーさんに「頑張るモチベってどこから来るんですか?」と聞かれた。
考えてみると、私はそこまでモチベーションを頼りにしていないのかもしれない。
もちろん、高い日もある。仕事がうまくいっていたり、目に見えて結果が出ていたりすると、もっとやりたくなる。
でも基本的にはモチベーションが高くても低くても、やることはそんなに変わらない。自分で決めた最低ラインを淡々とやる。その繰り返しが一番長く続いている。
たとえば私は健康維持のために毎日30分くらいは有酸素運動をしている。調子がいい時は30分以上やることもあるけど、やる気がない日でも30分は必ずやる。
別に毎日「今日も運動したい」と思っているわけじゃない。ただ、自分が決めたことだからやる。
私にとっては運動を30分することそのものより、「今日も自分との約束を守れた」という感覚のほうが意外と大きいのかもしれない。
一回では本当に小さい。でも、それを何日も何ヶ月も続けていると「私は自分で決めたことならちゃんとできる」という感覚が少しずつ育っていく。その小さな自信が積み重なって、結果も少しずつ出てくる。
そうすると、また自分を信頼できるようになる。私はそれが嬉しくて頑張れている。
昔はもう少し違った。
20代前半の頃は、周りから認められたい気持ちがかなり強かったと思う。
勉強でも部活でも仕事でも、結果を出してトップになると褒めてもらえたし、「すごい」と思ってもらえるのが単純に気持ちよかった。
警察学校にいた時に首席になったのもそうで、順位みたいに結果が可視化されるものは周りから見てもわかりやすい。自分の価値を確認する方法として、外からの評価をかなり使っていたんだと思う。
それ自体が悪かったとも思っていない。当時の自分には、それが頑張るために必要だった。
ただ、今はそこへの興味が薄くなった。評価されるために頑張るというより、自分との約束を守って、小さな結果を積み重ねていれば評価はあとからついてくる…くらいに思っている。
誰かからの評価は自分では完全にはコントロールできない。でも、今日やると決めたことをやったかどうかは自分で決められる。
年齢を重ねて、その違いが前よりわかるようになったのかもしれない。
もちろん、私はずっと一定のテンションで頑張れる人じゃない。何もしたくない日も普通にあるし、今日は休みたいと思う日もある。
ただ、そんな日に100をやろうとは思わないけど、0にもしない。最低限だけやる。
モチベーションが高い日は、その最低ラインを超えて頑張ればいい。低い日は最低ラインで終わってもいい。
そうやって考えると、モチベーションって「行動するかしないかを決めるもの」じゃなくて、「頑張りを加速させるブースターようなもの」に近い気がしてる。
だから、モチベーションを高く保つことが必須だとは思っていない。とはいえ、高いほうが楽しいし、進むスピードも速い。だから私は小さな目標を作って、それをクリアするようにしている。
大きな目標だけ見ていると、なかなか自分が進んでいる感じがしない。でも、小さく区切って一つずつ終わらせると、「理想の自分にちゃんと近づいてるな」と思える。
収入が増えたとか、体が変わったとか、何かできることが増えたとか…自分の理想に近づいていることが実感できると、またもう少し頑張りたくなる。
目標がある時が一番楽しい。
昔から「現状を変えたい」という気持ちはかなり強かった。お金がない人生は嫌だったし、自由も欲しかった。今もそこはあまり変わっていない。
ただ、欲しいものを細かく考えると、単純にお金が欲しいという話でもない。
自分の人生をできるだけ自分でコントロールできるようになりたい。好きな時に美味しいものを食べたり、好きな人に会ったり、好きな場所で働いたり。自分の健康や知識、経験、人脈…自分の世界を広げてくれるものにはちゃんとお金を使えるようになりたい。大切な人を守れる余裕も持っていたい。
経済的にも精神的にも、自分の足で立っていたい。
でも、一人でなんでもできればいいとも思っていない。私は孤独になりたいわけではないし、人とのつながりがある人生のほうがいい。自分で立てるようになったうえで、人ともちゃんと関わっていたい。
そういう状態に少しずつ近づいていく感覚が、今の私にとってのモチベーションなのかもしれない。
だから「モチベーションがないから今日はできない」っていう考え方はしない。なくてもやる。むしろ、そういう日に自分との約束を守れたことのほうが、あとから自信になったりする。
モチベーションは目標を達成するために絶対に必要なものじゃない。
ただ、自分の成長を少し加速させてくれるものではある。
モチベーションが高い日もあれば、低い日もある。そのたびに全部を止めるんじゃなくて、自分で決めた小さな事だけは続けてみる。そうやって「今日もできた」を重ねていくと、少しずつ自分を信じられるようになる。
私が頑張る理由は何か大きなものを手に入れたいからだけじゃなくて、そうやって自分への信頼を増やしていく感覚が好きだからなんだと思う。

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